2025-08-18
8月11日、山東省惠民県と日本の大阪大学が共同で開催したオンライン文化交流イベントが無事に行われました。今回のイベントは「文化の相互鑑賞・友情の共進」をテーマに、多様な形式を通じて惠民県石廟鎮の特色ある文化と産業の魅力を紹介し、中日民間交流の架け橋となりました。本イベントには、大阪大学の小西妝瑛さんとその友人たちが招かれ、オンラインを通じて山東省浜州市惠民県の風土や発展の活力を臨場感たっぷりに体感しました。惠民県石廟鎮の宣伝委員・韓坤生氏、宣伝弁公室主任・馬建軍氏、党政弁公室主任・孟凡瑞氏、石廟鎮宣伝弁公室スタッフ・張寒飛氏が今回のイベントに参加しました。
イベント冒頭では、3分間の石廟鎮紹介映像が外国の友人たちをこの地へと誘いました。映像の中では、整然と並ぶ農村の家々と発展著しい特色産業が美しく調和し、広大な生態林地が青々と広がり、石廟鎮の自然景観と人文的な魅力が生き生きと描かれていました。これにより、外国の友人たちはこの小さな町への期待を一層膨らませました。
続いて、イベントは石廟鎮の無形文化遺産である「鼓子秧歌」に焦点を当てました。石廟鎮宣伝弁公室の張寒飛氏は、この伝統舞踊の起源と歴史について詳しく説明しました。「鼓子秧歌は明・清時代の民間祭祀活動に起源を持ち、数百年にわたって受け継がれてきました。現在では、豊作の喜びを表現し、農村の絆を深める重要な手段となっています。」説明とともに、演舞映像が映し出されました。色鮮やかな衣装を纏い、手に鼓槌を持った踊り手たちが力強い鼓のリズムに合わせて躍動し、豪快な舞姿からは濃厚な郷土の息吹が感じられました。
特産品紹介のコーナーでは、石廟鎮宣伝弁公室主任の馬建軍氏が当地の養蜂産業を重点的に紹介しました。石廟鎮の蜂蜜は伝統的な「活枠養殖」技術を用い、黄河の氾濫原に咲く野生の花々を蜜源として採取されます。採蜜から濾過、封入まで無添加で行い、新鮮で自然な味わいを楽しむことができると強調しました。
今回の交流は、大阪大学の師生たちに中国農村の文化的息吹を間近に感じてもらうと同時に、石廟鎮にとって国際社会へとつながる窓口ともなりました。惠民県石廟鎮宣伝委員の韓坤生氏は次のように述べました。「文化は橋であり、交流は絆です。私たちは、小さな交流の積み重ねが、やがて中日民間の友情という大きな河となって流れ続けると信じています。」